今回は、八川そばの中津さんにお話をお伺いしました。
—八川そばはどんなお蕎麦屋さんですか？
昭和59年に私の父が開業し、今年で38年になります。はじめは、近くに住む、蕎麦を打つのが上手なおばあさんが蕎麦を打っていました。いわゆる「蕎麦屋」ではなく、田舎の家庭の味が楽しめるようなお店でした。
私は二代目になります。そのおばあさんが打つのを見て、学びました。蕎麦だしは当時から変わっていません。
【店内に入ったら、そばを打っている中津さんが目に入ります！】
お店は、JR木次線八川駅のそばにあります。
根強いファンの方で、木次線に乗って、蕎麦を食べに来られることもあります。蕎麦を食べて、また時刻になったら汽車に乗って帰られるようです。
また、トロッコ列車の運行に合わせて「そば弁当」の予約を承っています。実は、トロッコ列車が運行し始めからずっと販売しているんです。
【待合室にはこれまでのトロッコ列車のパンフレットが！2004年からのパンフレットがあります！】
予約のお客さんを中心に、トロッコ列車の時間に合わせて八川駅のホームで手渡しで販売していますが、停車時間は1分なんです（笑）決められた時間の中で販売しています。
—オススメメニューを教えて下さい。
やっぱり「ざいごそば」です。
【ざいごそば 1,150円】
はじめは、冷たいのだけだったんですが、お客さんの要望があって温かいのも出しました。初めて見る方びっくりされますが、熱烈ファンの方もいらっしゃいます（笑）
そばの上には、山芋、ぜんまい、わらび、きんぴら、山椒、わさびの田舎のめぐみをたっぷりのせています。オススメの食べ方は、ラーメンのようにスープだけ先に飲まれると「ちょっと薄いかな？」と感じると思うので、蕎麦から食べてもらった方がいいです。蕎麦に蕎麦だしを絡めているので、具材と一緒に食べたり、混ぜたりしても、味が変わるので面白いと思います。
—奥出雲町でオススメの場所やお店はどこですか？
横田にある藤ヶ瀬城跡ですね。横田の町が一望でき、気持ちがいいです。子供の時はよく登っていました。また、お店でも出している奥出雲の豆腐屋 石田食品のおぼろ豆腐もおススメです。
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八川そば
島根県仁多郡奥出雲町八川99-1
定休日 火曜日
