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11月8日

奥出雲の「いま」をお伝えしますカテゴリー:体験する

今回は、奥出雲町の畳屋さん、友塚畳工店の友塚さんにお話を伺いました。

——友塚畳工店さんは、どういうお店ですか?
うちは、創業45年の畳屋で、私で2代目です。私は、高校卒業して、京都で畳の修行をしました。それまでは、正直、畳屋を継ぎたいとは思っていませんでした。京都での修行がきっかけとなり、畳作りの面白さを感じましたね。うちは家族でやっている畳屋なので、畳の製作から実際にお客様と関わることまで、全部自分たちで行っています。そこが畳屋をやっていて楽しいなと感じますね。

——友塚畳工店さんでされている、畳カフェはどういうお店ですか?
畳カフェは、『畳の事を知ってもらいたい』という想いでスタートして、今年で5年目になります。畳カフェは、実は、自分の家で開いているんですよ。

コーヒーも畳も『香り』や『寛ぎ』というのが共通点かなと思います。『おまかせタタミセット』のスイーツは手作りで、日替わりでお出ししています。アイスクリームの上には、畳の材料である『い草』のパウダーをふりかけています。こちらで使用している、木の器やコップなど、店内で販売していますよ。

【おまかせタタミセット 1,100円】
毎月6回のみ(毎月第1日曜日、第3日曜日、毎週水曜日)、限定カフェをオープンしています。webチケットで予約を受け付けています。

畳カフェで直接お客様とお話ができるのがいいですね。老若男女さまざまな方にお越しいただいています。最近の家は、フローリングの部屋の方が多いと思いますが、うちはほぼ畳の部屋です。また、部屋によって畳が違うので、その違いや好みの畳をご自身で直接感じることができるので、今後お家を建てられる方やリフォームを考えていらっしゃる方にもオススメですね。

——ミニ畳作り体験について教えて下さい。
『小さい畳をつくることで、畳を身近に感じてもらいたい』、『本物を知ってもらいたい』という想いで始めました。畳の生産の8割が中国産なんですよ。ミニ畳作り体験を通して、国産の『本物』に触れてもらって、畳を知ってもらいたいという気持ちが強いですね。


実際のサイズの畳を作るのと同じ工程で作り、大体1時間程度で作ることができますね。畳縁は好きなのを選んでいただけます。自分で作ったミニ畳なので、きっと愛着が湧くと思いますよ。花瓶を置いて飾ってみたり、和小物を置いたり・・お部屋のインテリアとして楽しめると思います。


【完成した麻の葉模様の畳縁で作ったミニ畳】

——奥出雲町でオススメの場所はどこですか?
絲原記念館茶房十五代がおススメですね。実は、絲原家十六代目のご夫妻と同級生なんですよ。絲原家庭園も素敵ですよね。ぜひ、行っていただきたいです。それと、民宿たなべもおススメですね。日本三大美肌の湯、斐乃上温泉の湯ももちろんいいですが、実はお部屋の畳は、全部うちの畳なんですよ。ぜひ、民宿たなべに宿泊して、友塚畳工店の畳で寛いでいただきたいですね。

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友塚畳工店
島根県仁多郡奥出雲町八川1543-1
定休日 不定休
畳カフェ予約 webチケット
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