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Know rice know life

6月23日

奥出雲の「いま」をお伝えしますカテゴリー:日記

今回は、鬼蕎麦の神門さんにお話を伺いました。

——鬼蕎麦はどういうお店ですか?
うちは機械を使わず、1から10まで、こねるところから切るところまで、自分の手でやっています。こういう調子なので、たくさんの数を作ることはできません。お客さんが多い時期は、11時にオープンして13時前には店を閉めることもあります。また、うちは「出雲そば」ではありません。「割子そば」もなければ「釜揚げそば」もありません。


入口に置いてある看板には「鬼蕎麦」らしさが伝わってきます。

珍しいセルフのお会計!

——オススメのメニューを教えてください。
自信がないものは出してないですが・・・(笑)
こういう質問があれば「ざるそば」というべきなんでしょうが、正直冷たい蕎麦はごまかしがききます。そういう意味では、ごまかしが効かない「しるそば」がオススメですかね。

あい盛り(二種類の蕎麦(挽きぐるみとかわり蕎麦(日替わり))

天ぷらそば

——今、計画されている取り組みについて教えてください。

まずは、「完結型のそば打ち体験」を計画しています。
一年を通して、畑でソバの種まきからはじめて、秋には収穫して、製粉して、すぐ打って食べるというような内容です。そば打ちだけでなく、炭焼き体験や原木しいたけ刈り体験をされている地域の人も巻き込んだ体験も計画中です。

(今後ソバ畑にする予定の場所・ハンマーモア乗車体験(大人のみ)も考えているとのこと)

その中で、本格的にそば職人を目指す人向けには、「そば道場」を考えています。宿泊しながらそば打ちを学ぶ「そば道場」を制作中です。「そば道場」では、私が指導し、経験を積んでもらい、次のステップとしては、鬼蕎麦の店舗で実際にお客さんにそばを出す。そしてお客さんの生の声を聞く。そういったことを今、進めています。今後、体験の募集に関しては、観光協会のHPでも紹介してもらう予定です。

——奥出雲のオススメの場所はどこですか?
「なにもないところ」です。全体としての雰囲気が奥出雲にあると私は思います。
例えばひとつ飛びぬけたスポットがあると、そこへ目指して人は来ると思いますが、2回3回と何回も行かないと思います。「なにもないところ」だからこそ、ふと行きたくなる場所なんだと思います。

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鬼蕎麦
島根県仁多郡奥出雲町三成1415-27
定休日 水曜日・金曜日
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